令和7年3月 庄原市議会の予算決算常任委員会にて、令和7年度(つまり今年度)の市が提出した予算に対して、五島議員から修正案が提出された。これは、子どもたちと多世代の集いの場を整備するために計上された予算にたいして、減額を提案するものであった。
賛成討論反対討論の末、採決の結果は、賛成8人 反対9人であり、修正案は否決された。
これにより、市の提案する子どもたちと多世代集いの広場の整備を本年度執行する見込みとして予算が可決された。
この採決は近年、類を見ないほどに議員が賛成・反対の立場でそれぞれ答弁を行い、投票結果も僅差であり注目すべき内容である。

整備にかかる概算事業費は328,426千円(約3.28億円)を見込んでいます。その内訳は次のとおりです
なお令和6年中にすでに、測量設計費として3368万6千円あまりが執行済みです。
①論理的な議論になっているか?
・市民の意見を賛否の正当化に利用していないか。
・市民から意見を聞くことは必要だが、重要性を見極め、過去、現在、未来としっかり考察し、より良い提案をすることが議会の役割ではないか。
・「決まったことだから」と深掘りや見直しを避ける発言が目立つ。一旦立ち止まって、焦点を定め、建設的な議論をすべきではないか。
②国のお金ありきになっていないか?
・本当に必要な優先事項はないのか。ないよりもあった方がいいというのは何でもそうだが、将来の負担、他施設への影響が考慮されているか。国庫支出金は、市の負担が少ないという点で魅力的だと思うが、税金の使い方として本当によいのか。
③決定のプロセスがこれでいいのか?
・賛成意見と反対意見をただ並べ立てるだけで、個々の意見に対する深い議論がされないまま、多数決で決着してしまう。これでは、一般市民は議会への不信感を募らせ、政治への関心を遠ざける結果になりかねません。
執行部(行政)の良い提案も、悪い提案も決定(審議)するのは、議会(議員)なのです。
私達は、選挙が終っても関心を持たなければなりません。
クリックするとその議員の討論場面から視聴できます。
原案に賛成の立場(修正案に反対)→すなわち執行部が提出した予算通りとすべきとの立場
修正案に賛成の立場→すなわち今年度中に整備するべきではないという立場