「第3期庄原市教育振興基本計画」は、庄原市における今後の教育施策の根本的な方向性や目標を定める極めて重要な指針です。
私たちWell-Selection庄原は、本計画(素案)に対し、根本的な視点の欠落と論理的破綻を指摘し、大幅な修正を強く要求します。
現在の案は、行政や指導者側の都合が優先されており、教育の中心である「子ども」の存在が置き去りになっています。これからの教育には、子どもを単なる「管理・指導の対象」として扱う旧態依然とした考えを脱却し、子ども自身を「権利の主体」として尊重する現代的な姿勢への抜本的な転換が不可欠です。
① 「子どもの権利」を計画の根幹へ
根拠法令に国が定めた「こども基本法」を追記し、子どもが市政や教育施策のプロセスに参画できる「意見表明の保障システム(こども会議等)」の構築を求めています。
② 「主体的な学び」の定義の明確化
目標にある「主体的」という言葉が、単なる「意欲的な態度」にとどまっています。学習の選択権や調整権が子ども側にある状態を本市の「主体的学び」と定義し、明文化するよう指摘しました。
③ 教員の「質」を測る指標の抜本的見直し
教員の資質向上の目標数値(KPI)が「研修の満足度」や「時間外勤務の削減」とされていますが、これでは実践的指導力は担保されません。それが実際の授業や子どもの「深い学び」にどう還元されたかを客観的に測る指標へ変更すべきです。
④ 学校再編の透明性と数値基準の明示
市民の関心が高い学校統廃合について、「1学級20人以上」などの具体的な数値基準を計画内にも引用・明記し、QRコード等で詳細情報へ直接アクセスできるよう提案しました。
また、計画の理念を伝える顔である「教育長あいさつ」の文章に、不適切な日本語表現や論理の破綻が見られるため、客観的事実に基づいた文章の修正も要求しています。